情報提供:大野北地区自治会
2016.03.09

【大野北地区】心臓移植が必要な4歳のこうちゃんに生きるチャンスを

3月8日、JAXA相模原キャンパスを訪れた河本博地区連会長は、
大野北地区自治会連合会役員一同からの募金を片坐(かたざ)准教授に手渡しました。

JAXA相模原キャンパス片坐准教授のご子息である康祐(こうすけ)くんは、
2014年11月風邪のため受診した病院で心臓病の可能性を指摘され、
大学病院で精密検査を行ったところ、「拘束型心筋症」と診断されました。
拘束型心筋症とは、心臓の筋肉が固くなり、心不全を引き起こす原因不明の難病です。
特に小児での予後は厳しく、診断から2年あまりのうちに半数以上のお子さんが亡くなると言われています。
現在有効な治療法はなく、病状が進んでしまうと心臓移植以外に命を救う方法はありません。
またこの病気は、一見元気そうに見えても突然死を起こすことが多く、病状が悪化すると急速に進行してしまい、
心臓だけでなく肺の同時移植も必要となります。

康祐くんは現在、国立循環器病研究センターに入院し治療を続けていますが、2015年夏ごろから心不全状態が進んできており、なるべく早期の移植が必要な状態です。
日本でも2010年から小児の臓器移植の道が開かれ、康祐くんも日本臓器移植ネットワークに登録していますが、
依然国内での臓器提供ドナーが極めて少ない現状のなか、康祐くんのご両親はなんとか命を救いたいと願い、
海外渡航による心臓移植を目指すことを決意されました。多くの方々の協力により、受け入れ先となるアメリカの病院も決まりました。

しかし、海外での移植手術は、保険等のサポートが一切ないため、アメリカで心臓移植を実現し、
帰国まで本人と家族を支援するためには、1億6千万円もの莫大な費用が必要となります。
日頃から、JAXA相模原キャンパスと連携し、まちづくりやイベント等にご協力いただいている大野北地区自治会連合会では、
役員一同から募金をさせていただくとともに、今後回覧等を通じて大野北地区の皆さまの力も借りながら、
地域を挙げて支援していきたいと考えていますので、ぜひともご協力お願いいたします!

こうちゃんを救う会ホームページ http://koh-chan.jp/

【お問い合わせ先】こうちゃんを救う会事務局 090-8338-1190
こうちゃん募金チラシ