情報提供:上溝地区自治会
2016.06.15

【上溝地区】上溝夏祭り~各町内の神輿・山車のご紹介②~

上溝夏祭りでは、7月24日(日)の17時頃から、大人神輿12基、小人(こども)神輿8基、山車8基が、 各町内から上溝商店街通り本町交差点の祭典本部に集結し、神輿の渡御と山車の巡行が始まります。

今回はこの神輿・山車の中から、「番田諏訪面(ばんだすわめん)」の神輿・山車・祭囃子についてご紹介いたします。

【神  輿】
番田諏訪面地区には、明治後期から昭和中期に至るまで神輿はなく、上溝夏祭りには不参加の時代が続きましたが、昭和50年に当時の若者が中心となり借り神輿にて参加しました。  
以後、借り神輿で5年間担ぎましたが、自治会内では年々神輿の新調ムードが高まり、昭和55年6月、住民の総意により念願の大人神輿を製作、同時に子供神輿を製作いたしました。   
制作先は、千葉県市川市行徳の有限会社中台製作所で、大人神輿の特徴は屋根の蕨手が大きく、台座は3尺で他の神輿より厚く太鼓型になっています。また、子供神輿は台座が二重になっているのが特徴です。

【山  車】
神輿と同様、番田諏訪面地区には明治後期から昭和中期に至るまで山車はなく、昭和49年に当時のはやし連有志によりトラックを山車に仕立て、その年の上溝夏祭りに参加しました。            
更に、翌年は工夫を凝らした手作りの山車を制作し、昭和54年まで引き廻されましたが昭和55年6月、神輿とともに新しい山車を制作しました。             
制作先は愛甲郡愛川町田代の宮大工、荻田虎十郎氏で、楽屋に比べて踊り場が広く、演技中心型の山車となっています。主に7月の上溝夏祭りでは地区内を巡行、更に8月の諏訪神社「例大祭」には居囃子として参加し、祭りを盛り上げています。

【祭り囃子】
明治後期に下溝の古山部落より「山の手囃子」を伝授されましたが、戦後の昭和22年頃、当時の青年団が同部落より再習得しています。    
以後、昭和37年頃まで青年団により活発に演奏されていましたが、時代の流れとともに青年団が衰退、これに伴い祭り囃子も中断されました。
以後、昭和48年に「番田子供はやし連」が結成され、祭り囃子が復活、更に平成13年に「祭り囃子保存会」と「子供はやし連」が統合され、名称を「番田はやし連」とし、伝統ある「山の手囃子」の継承に努めています。
曲目は「屋台、いんば、子守唄、鎌倉、国固め、四丁目」を伝承しています。舞台演技は「物語風」になっているのが特徴です。上溝夏祭りや地元の諏訪神社「例大祭」をはじめ、高齢者施設の慰問等で練習の成果を披露しています。


6月も半ばに入り、上溝地区の各自治会は、祭りの準備で忙しくなってきました!
上溝夏祭りまで、あと1か月と少し。
みなさまのご来場をお待ちしております!!

~平成28年上溝夏祭り~

< 日 時 >
宵宮:平成28年7月23日(土) 午後6時~午後9時
本宮:平成28年7月24日(日) 午後2時30分~午後9時30分

< 場 所 >
上溝商店街通り ほか

< 交通アクセス >
JR上溝駅下車すぐ