3月28日(日)10時~陽光台1丁目公園で「横山坂遺跡 発掘説明文の掲示板」建立式が行われました。
昭和47年8月の宅地開発時に、ここで約2万年前(旧石器時代)の遺跡が発見され、約1か月間工事を中断して、市内でも最初の大規模な発掘調査が行われました。 しかし発掘調査後に建てられた記念碑は昭和の終わり頃に倒壊し、「横山坂遺跡」の存在も忘れられていました。
そこで、陽光台1丁目自治会では、50周年記念事業として「発掘説明文の掲示板」を建立するプロジェクトを立ち上げ、郷土の歴史を後世に伝えることになりました。
今回その掲示板が完成し、市の文化財保護課・市立博物館・陽光台公民館からも代表者が参加して建立式が行われました。
この遺跡は、市内在住の考古学研究者・中村喜代重氏によって発見されました。以下は当時の発掘調査写真と出土した黒曜石の石器写真です。(写真は両方とも市立博物館提供)