自治会ってなぁに?

自治会は、「自分のため」と「みんなのため」にあります。「人と人との助け合い」地域のつながりを深めて、災害に強いまちづくりを。
~自治会活動をマンガで紹介~「やさしいまちのつくりかた まいちゃんは1年生」女子美術大学と協力して自治会活動を紹介するマンガを作りました!子どもたちの登下校の見守り活動を紹介!

いざという時、あなたの周りに助け合える人はいますか?

自治会は、自分たちの住む地域を明るく住みよいまちにするために、会員相互が協力して諸活動を行う自治組織です。特に災害時には、ご近所どうしの協力が大きな力となります。大地震が発生すると、行政による救助には最低3日を要するといわれています。この3日間は地域での救出・救助など、自助・共助の助け合いが非常に重要になってきます。
さまざまな自然災害等に備えて、地域のつながりを深め、災害に強いまちづくりのためにも、自治会活動は今後ますます重要になってきます。

こんな活動をしています

自治会では、地域の交流や連帯感を高めるため、以下をはじめさまざまな活動を行っています。

おもな自治会活動
防災資機材の管理
災害時援護者対策
防犯パトロール
環境美化活動
行政との対話
お祭りなどの行事の開催
ゴミステーションや公園の管理
道路の安全確保
子どもの登下校の見守り
防災訓練の実施
広報物の配布

自治会加入の気になりごと

なぜ、お祭りや行事なんかをするの?
地域でなければ、子どもにあたえてやれないものだからです。
親は子どもの為に誕生日会を開いたり、入学や卒業を祝ってやることが出来ます。
けれど、風に乗って聞こえてくる盆踊りの音や、楽しげに並ぶ屋台、浴衣姿の友達との出会いといった情景は、親や家族の力だけではあたえてやれません。
お祭りや行事を行うには、たくさんの労力がいります。
けれどそれが、この地域で育った子どもの一生の思い出となって報われるのです。
プライバシーを守りたい!ご近所に干渉されたくありません。
ご近所を警戒するのは、「知らない人」だからではありませんか?
誰でも「知らない人」には警戒心を抱くもの。でも自分の住む地域では、できるだけくつろいで過ごしたいですね。
自治会加入は、「知らない人」を「知り合い」に変えるチャンスです。「知り合い」が増えると、警戒心は安心へと変わります。
自治会員も、同じことを思っています。
「プライバシーを守りたい、私的なことに干渉されたくない。」と思うのは自治会員も同じです。
自分のプライバシーを守りたいから人のプライバシーも尊重するーー気持ちよいおつきあいを長続きさせるコツです。
高齢で一人暮らし。生活や健康に不安があります。
人との関わりがある人ほど健康寿命が長いことをご存知ですか?
趣味のサークル活動やホームパーティー、立ち話など、人づきあいを楽しむ人は病気になりにくいことが分かっています。
適度な近所付き合いは、孤独がもたらす不安を遠ざけ、あなたの心身の健康に役立つ可能性があります。
いざというときには行政がなんとかしてくれるはず。そのために税金払ってるんだから
大災害のときは、消防車や救急車は駆けつけられません。
世帯数31万を超える相模原市が保有する消防車は、ボランティアである消防団に配備されたものと合わせても約190台。約1600世帯で1台を保有する計算です。
平時でさえ一軒の火災には6台が出動するのですから、誰もが被災する大災害が起きたときにはとても間に合いません。また、一人の負傷者を運び出すのには6人の力が必要だと言われます。
大災害のときの事実上の命綱は、身近な人同士のささえ合いなのです。
いざというとき、お子さんが近くにいるとは限りません
ご家族とはぐれたお子さんが、避難所で「知らない人」に囲まれてる場面を想像してみてください。
混乱や不安のさ中では、「知ってる人」の存在は大きな安らぎです。日頃のささやかなご近所付き合いは、いざというときのお守りです。
当番をやりたくありません。なんでそんなことさせられるの?
コストをかけずに住みよい町をつくるためです。
安全で清潔な町はただでは手に入りません。住民がボランティアとなり交代で地域の手入れを続けることで、高いコストを支払わずに住みよい町を作っているのです。
当番制だから、一人あたりの負担を軽くできるのです。
当番が回ってくると、忙しくなったり気苦労することもあるでしょう。だから当番には期限を設けて、同じ人ばかりに負担が偏らないようにしています。
おしまいの時がきたら、次の人にバトンタッチ。あなたがお役目から離れている間は、別の誰かが住みよい町を守ってくれます。